BERO CITY(Chronicle Hakata) | Band List
THE MODS

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青●[森山と北里と豚足]
20070427
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20060612
青●[何処でやる in 日田]
20060531
青●[1979年・幻のインタビュー]
051207
青●[Live in Logos]
040923
青●[森山達也スタイル]
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青●[Live with Rock'n'Roll]
・・・・
青●[聴かず嫌い]
今のモッズを愛せるか?
青●[ラジオ 040228]
森山達也出演
青●その他、追加予定!


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 はじめに

森山が残した極上のバラードが、わたしを1970年代後半に誘ってくれる。それは、ロックが街に転がっていた時代。それは、ロックな愛が存在していた時代。

MODS(モッズ)が封印した曲たちを、再びライブで聴くときがくるのだろうか・・・・・。

バニーガール
ダークカラーのスーツ、脱色した髪。吐き出される曲は大人たちが毛嫌いしそうなものばかり。その雰囲気は他を圧倒し、客席はステージから散される危険な香りの魅力に窒息寸前。そんなときに披露される曲。
森山のその風貌と、MODSのその雰囲気から想像つかない美しいメロディ。森山の作り出すバラードは媚薬の効果があるかのように、だれもが虜になってしまう。
イントロに心が締め付けられ、森山が歌いだした瞬間に胸が苦しくなってしまう感じは、何度聴いても変らない感覚だ。シンプルな歌詞とメロディに込められたこの曲を聴くたびに、森山の心の奥底をのぞいている気がしてならない。

家に帰ろう
「自分を騙した奴らに唾でもひっかけ♪」
でも、攻撃的な曲調ではなく、

「やさしいみんながいる街に帰ろう・・・・♪」
あえて淡々としたメロディとソフトな感じの曲調。

そのおかげで、逆に曲に秘められた刹那さを炙り出している。


カントリーガール
森山が囁くような感じで歌うこの曲は、当時学生だった私の子守唄としても活躍していた。
森山の声はメロディにのっかって、眠りにつく私の耳元に優しく届き、素敵な夢へと誘ってくれた。いい曲なんだ。
意図的か、そうでないのか・・、森山は、こういった曲を披露するとき最高にかっこいい裏切りをやってのけていた。PUNK調の曲でオーディエンスを蹴散らした後に、美しいバラードで優しくつつんでくれるのだから、吸引力は倍増するわけ。
森山の魅力は、攻撃的な外見どおりのイメージと、その内側に潜む優しさを自然体で兼ね備えているところにある。森山は自分自身の分身として曲を生み出しているのかもしれない。「しょんべん」を歌い「カントリーガール」を歌う森山は、まぎれもなくMODSの森山なのだから。

ラストダンスは私と
越路吹雪さんもカバーしている名曲「ラストダンスは私と」。

意外と思う方も多いかもしれないが、森山はこの歌を時折歌っていた。ダンパが開催されていた時代、森山の歌に合わせて踊る贅沢な時間が存在していた。


ママからの手紙

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