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夢様は“美を司る”守護聖です(超今更)

短編『黄金のオリーヴ』


 ある日の私は、イタリアはローマについての随筆本なんかを読んでまして。そこに載ってた古代ローマ帝国の王様の別荘「ヴィラ・アドリアーナ」という遺跡の写真に、すっごく心惹かれて。いいなあ、ここ。行ってみたーい、ってとこから古の王様の贅沢な暮らしなんぞにまでぼーっと思い馳せてたワケです。
 …そしたらアナタ!そののんべんだらりなぼんやりアタマの中に唐突に!出てきたんが、オリヴィエ様。え?なんで?それは私にもわからないのですが、とにかく夢様が。
 いやもう、アレだけ長年口酸っぱくして「美を司る」って言ってる御方に向かって言うのもホント失礼ですが、マジで綺麗だったんですよ、その御姿。うわ〜〜、何だコレは、この世のもんじゃない…!ってなくらいに。
 私はかれこれの間、オリヴィエの“格好良さ”については常々想像していたものの、オリヴィエの“美しさ”についてハッキリ何かを思うって、初めてのことだったわけですよ、実は。だもんで、少し執着しちゃったんですね、「こういうオリヴィエ、書いてみたいなぁ」と。しかし、どうやって?
 ただ、ぼんやりしてたときに「浮かんだ」だけのことなので、ぶっちゃけ夢より始末が悪い。筋もナニももちろんないし、私はそんなオリヴィエを「見た気になってる」だけのハナシ。もとより自分的にもアヤシイ妄想のひとかけら、どうやって書いたらいいのかわからないもんが書けるはずもなく、私は一度ここで早々に諦めました。考えてみりゃ私にそんな“言葉にできないほどの美しさ”なんての書けるわけないじゃん、っていうか出来るヤツいんのソレ!無駄無駄、諦めて寝ちゃおうっと。いやーこれ、投げるの早かったなあ、新記録です(威張るな)。
 で、まあカタチにすんのは諦めたんですが、こういうオリヴィエを見た!というのは誰かに言いたく、こんな話を聞いてくれるのはWONしかいず(笑)、とりあえず彼女には言おうと。ま、小説書けなかった時恒例の愚痴です、要するに。
 するとWON曰く。「なんでそういうオリヴィエ書くのがそんなに難しいわけ」。
え?ちょっと待て、ハナシ聞いてるんかワレ。
「だーって、言葉に出来ないほど綺麗だったんなら、そー書けばいいじゃん」。
だってあの、本当に衝撃的に綺麗だったんだよ?ソコわかってくれてる?そういうのを書こうとしたらさあ、なんつーかそういう、目に見えない、オーラみたいなものをさあ、感じとれる描写とか。ソコ引き立つストーリーとかが欲しいじゃん、そうでなきゃダメじゃん?
「いいのいいの変に話つくんなくて。すんごく綺麗だったって言っといてくれれば、あとは勝手にファンの妄想が補うから!」
………あ、そう…なの……?じゃあ一回、そのまんま書いてみる…悪いけどボキャ少ないからな、すげーベタでも知らないぞ!
 半ば売られた喧嘩を買うように(笑)最初から書き直したのがコレです。オリヴィエ様誕生日当日。で出来上がった話を見れば「これ…誕生日でもなけりゃいつ上げるの」ってなシロモノ。てなわけで、それまで全然やるつもりのなかった誕生日(一日遅れ)更新、と相成ったわけであります。すべて勢い進行。推敲どころか、タイトルさえWONが決めたという久々物凄い裏事情(^^;。
 出来上がりはやはり、あの夢様の美貌には到底及びませんが、とりあえずいくつか来た感想などを見ると皆WONの言う通り妄想力で十分補ってくれているようだ…良かった…ありがとうございます〜〜〜(むせび泣き)。

 最後になりましたが、この話について「私が思い浮かべたオリヴィエさまでえす(ハート)」と添えられ届いた画像がありますので、ここに公開。ハンドルネームWONさん、どうもありがとう!(笑)


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