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楽しいことはイイことだ!

リクエスト小説3『Dive into GROOVE TUBE』


 こんなことを言っていいのかわかりませんが。申し訳ありません、この創作に関してはとにかく『楽しく』がモットーでした。ええ、私自身が、というイミで(^^;。
 昔の日本のコメディ映画やらミュージカル映画に一時期大ハマリしていて(今でも好きです)、無闇やたらに明るい!楽しい!金が無いときゃ俺んとこ来い、俺も無いけど心配するな!ってな高度成長期における脳天気なポジティブシンキングに深く傾倒していたせいもあります。くだらなくても荒唐無稽と言われても、楽しかったらいっつおっけー!!おかげで守護聖様の威厳も風格もどこ吹く風ってな内容ですが、ワタシ的には思う存分楽しく書けて嬉しかったです。そんな私を許してくれてありがとう皆様(<許した覚えは無ぇ!!)。
 しかし実際「いったいドコなんだよ?」という場所での出来事なんですが、いやほんとにそういう映画ってワケわかんないの多いんすよ、そこらへん。明らかに日本の風景なんだけど、とんでもない金持ちが出てきてインドの王様みたいなお屋敷住んでたり。なので、深く言及したところで無駄ということでよろしくお願い致します。
 唐突ですが、私は「ホテル」というもんが大好きです。「ホテル」という空間自体が好き、といいますか。もちろん経済的に高く大きな壁があるので、日頃は単にお茶するだけとか、女性誌の豪華ホテル特集なんかを見るだけとかで満足してるワケですが(<ビンボーくせー!)お金持ちだったらもうもう、ほんとまずにやってみたいことは「ホテル長期滞在」であります。そのへんの欲望が、恥ずかしいくらいにあからさまな話ですね、これ。守護聖様だったら金の心配しなくていい…そう思うだけで妄想ひとっとび。
 三人が滞在しているのは、それこそ私が過去にお茶だけした(^^;ホテルをモデルにしているのですが、プールもさることながら、その時の私の印象に強く残ったのは『立派な図書室』、でした。(遠目に覗いただけ。宿泊者以外立ち入れない(笑))。
 もう、その時しみじみ思いました、たとえ私が今からしゃかりきに働いて、身の程知らずにこのホテルに泊まったとしたって、ここにある本を果たしてゆっくり読めるか。否、です。本気で凄いホテルというのは、そういうふうに向こうが人を選ぶ。たとえホテル代払えても、庶民には到底出来ない「服来たまま日がな一日プールサイドで文庫本読む」なんつーことは。でもリュミ様そういうの似合う〜〜〜〜(T-T)。
 要するに、この話に出てくる長老、ってのはワタシのことですね(笑)。いや、だからってネコババはしませんけれども。
 そこまで超高級ホテルなのに、ナッちゃんがいきなりオリヴィエ様の部屋付きってのはどうよ、ということについては。まあ、ああいうホテルの良い部屋は、部屋付きのメイドが10人ぐらいソレ専任でいたりするので、まーその末席、つーことでお見逃しを。後の人達もプール清掃係だし…。
 私としては珍しく、オリヴィエ書くのがむっちゃ楽しかったです。なんつーか、気が合うカンジ(笑)。オスカーの「ヤな女黙らせるのはお前が一番」という台詞に、WONとふたりで「絶対日頃も迷惑女の事後処理関係、頼んでそーだよね…オスカー…」と、盛り上がったりもしました。だから捏造設定で盛り上がるのよせって。
 あ、ちなみに私は露天風呂好きです。鍾乳洞も好きだし(ロケハンというわけではないんですが、実際この創作を書いてる時に偶然鍾乳洞に行く機会があり、すっかりケイビングの魅力にハマッた私(笑))。
 というわけで、三人はじめ、私の大好きなものがテンコモリ!の創作。…楽しいはずだよ…。

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