But for the Sea/Highlights

イラスト／アニメ版あるはずの海スケッチより
1/ ジェームスがカーターの家に初めて来たときのシーン
2/ アンディがカーターの家に初めて来たとき
3/ ジェームスが撃たれたあと
4/ アンディが最初にジェームスの部屋に押しかけたとき

ジェームス、カーター、アンディ、３人のＰＡＬＭの主役の個性が最もストレートに味わえる作品。
失踪した想い人のジャネットの行方や、突然いっしょに暮らすことになった個性色濃い３人の同居人との関係に翻弄され、感情の噴出に目覚めたカーター、強引でふてぶてしくも暑苦しいジェームス、そして登場するやいなや、文明にスポイルされていない純真無垢キャラクターでオーガス家にカルチャーショックをもたらすアンディ、ハバネロ少女アンジェラ、酔いどれシンちゃんなど、おなじみの面々がさらにアクの強い脇役に食われることもなく元気いっぱいに大爆走、ＰＡＬＭ正統派フルコースを堪能させてくれる、このあと約８年の同居生活を続けることになるオーガス一家のハネムーン時代の物語。
細かいところでは、まだ目が両方あるジェームスの豊かな（？）（比較的笑顔が多い）表情、不良人妻時代のビアトリス、シド・キャロルの初登場シーン（ジェームスとの出会い）なども見所。
ラスト近くの、シリーズおなじみの回想シーンの原点となった、通算約２５ページにも渡る大回想シーンは必見。