泣いたカラスが
笑いすぎ!?
【04】What's going on!?
 


 
私はPALMの大ファンで、独身の頃は「あの本は私の財産だ。何が何でも嫁入り道具に持っていく」豪語していました。今でも大事に読んでいます。友人と、あれが教科書になるべきだといつも話しています。
PALMは本当に良い作品だと思います。PALMよりもよく出来たコミック、または小説を私は知りません。
新シリーズも大変楽しみにしています。これからもがんばってください。ずーっと応援しています。
<SYさん>
   ○PALMが教科書だと、みんながやたら思い切りよくて白黒ハッキリした世の中になりそうですが、灰色の突っ込みどころが少なくなって、それはそれで寂しいかも?

 
今日、ホワイトガーデン読みました。ウィングスを購読してなかったので、初めて読むものもありました。
PALMや、短編集を読んでも感じるのは「何故この人は知っているんだろう」ということです。
「青また青」で書かれていた「作家は、何か特別な鍵を握ってるんじゃないかと思っていたよ」「わたし(作家)も、それを探しているのよ」の、セリフではありませんが、ついそうおもってしまいます。
魅力的な考えの人をみるとこの人はどうやってその考え方や、行動することを学んだのだろう?それとも、もとからなのかなとかいろいろ考えてしまいます。自分にできないから、興味があるんでしょうか。
PALMを読んで、励まされたり感動したり、出会った人のことをすごく大切におもったりしました。 めんどくさい仕事をしてるので、(性格の問題かもしれませんが)すっごく落ち込んだり、つらかったりしますが、PALMと、ダウンタウンのトークで今日までのりきってきました。これからの作品も、とっても楽しみにしてます。それでは。
<うえださん>
   ○「PALMとダウンタウンのトーク」というところがお笑い通な感じですね!(獸木も実は松っちゃんのファンです)

 
初めてメッセージを書かせていただきます。私がPALMに初めて出会ったのは、数年前にWingsを買い始めたことがきっかけでした。
たしかその頃は「愛でなく」がすでに佳境に入っており、内容が色々と難しそうに思えたのと、シリーズの前作を知らなかったのでそのまま敬遠してしまいました。しかし、今になって興味を持ちこの3日間で文庫版をすべて買い揃え、すっかりPALMの虜になってしまいました。
愛すべきキャラクター達、胸躍るアクション、自分の人生と生活を見直させるセリフの数々、「愛でなく」の文庫版発売が待たれてなりません。Wingsでの連載はしばらくお休みということですね。休載は非常に残念ですが、その分、今まで以上にファンを魅了してくれる作品が描かれるのを楽しみにしています。これからも頑張ってください!
P.S.ジェームスの奥さんってやっぱりシドなのでしょうか!?
<SEさん>

 
こんにちは。獸木さんの作品は10年ぐらい前から読み始めました。まだ私が高校生のときです。今だに読み続けているマンガはPLAMくらいですが、私の中ではPLAMはマンガというカテゴリーに属していません。

話がとびますが、獸木さんが環境問題に真剣に取り組んでいる方であるというのは作品からも窺い知ることができますが、私も幼い頃に観た「風の谷のナウシカ」という(このホームページにも映画紹介欄で取り上げられていますが)作品からやはり影響を受けて環境問題にはとても感心がありました。そのことが来年、BOSTONに留学するきっかけとなっています。PLAMの中でもシド・キャロルが東部の大学に行くエピソードがありますが、大学は東部が人材が揃っているようですね。今後はリベラルアーツスクールに通う予定で、その後は海洋生物学か遺伝子工学を専攻するつもりでいます。

今回、「愛でなく」が終了した事とPLAM休載を友人から聞き、休載に関しては大変複雑な気持ちです。環境問題は本当に色々な角度から考えていかなければならないものだと今回の「愛でなく」からも改めて考えさせられ、今後の展開を楽しみにしていたので少し残念ですが、更に充実した内容でのこれからのPALMを期待します。
いつも獸木さんの作品からは今を生きることの大切さが伝わってくるのでとても勇気づけられるので感謝しています。
新しい連載も始まると聞きました。お体に気を付けてお過ごしください。
<ピエ・ニュさん>

 
いけないとは思いつつ、会社でインターネット見まくって(自宅にパソコンが無いんです)、時には投稿なんかもしてます(ごめんなさい、派遣なのに)。
先日このサイトを見つけてしまって、仕事の無いときにずーっと読んでるけど、情報が多すぎておもしろすぎて、3日たってまだ全部読みきれません。罪な人です。
えっと、そんなことを書くつもりじゃなかったんです。私も10年以上PALMを愛するファンとして、何か参加したくて、ええと、何書こうかな。
私のお気に入りの場面はたくさんありますが、今思い浮かんだのは「オールスター…」のラスト近く、砂漠の中でジェームスとアンディ達が再会する場面のモノローグです。「ここには、白人も黒人もいる…」と言うやつ。ほんとに、彼らのように何もかも受け入れて、赦し合えば世界に戦争なんて無くなるのに、と切ない気持ちになります。最後になりましたが、PALMの1日も早い再開と、そしてTHE WORLDも、とてもとても楽しみにしています。
<FMさん>

 
獸木さんこんにちは。「あるはずのない海」が完結したころからファンをやらせていただいております。HPを拝見させていただくようになって、数回自分のコメントも載せていただいたりしました。おかげで、ただでさえひたっているPALM世界から抜け出せなくて、困るやら、嬉しいやら。

きっと他の多くのファンの方がそうだと思うのですが、自分にとってジェームスもカーターもアンジェラも、みんな「生きた人間」なのです。自分の実生活に確かな影響を与える存在、といいましょうか。社会生活上、形の上でお付き合いをしているいわゆる「知り合い」の人よりも、ずっと自分の人生にとって欠かせない人物ですね。

で、ワタシ的にPALMが「すごいな」と思うのは、あれだけ琴線に触れることばが目白押しになっていながら、「説教マンガ」でも「金言集」でもなくて、上質のエンターテインメントとして作品がなりたっている、という点(作家ご自身にとっては、「そんなん当たり前」って思われるかも知れませんが、客観的にみて、これってなかなかできませんよ)。
そしてもうひとつ、上記と若干重複するのですが…。ジェームスみたいに、キテレツ…もとい波乱万丈な人生を送った人物を主人公にしながら(そして作者ご自身もアップダウンの激しい人生を送ってこられているご様子なのに)、そこで語られる言葉・世界観が多くの人間の共感を呼ぶ「普遍性」を持っていることにも、感服してしまいます。

単行本で読んでいるので、「愛でなく」の完結編が発売されるのを楽しみにしています。(余談ですが、一度だけウイングスを買ったことあります。シドとジェームスが食事に行く約束をするところで単行本が終わる巻(18巻?)を買った直後、どーしても続きが気になって…。)

HPを見ていると(職場のPCで見ているので、かなりこっそり大あわてで見てます)色々な方が、それぞれの立場でPALMへの愛を語ってらっしゃるので、触発されてちょっとだけ私も愛を語らせていただきました。お体に気をつけて、ご活躍くださいませ。
<TYさん>
   ○いいところでウィングスをお買いになりましたねー。元友人もあるとき気まぐれでウィングスを買ったら「ちょうどジェームスとシドちゃんが結ばれたところで超ラッキー」と語っておりました。

 
こんにちわ。初めてお便りします。私は25歳(2000,9月21日現在)のフリーター(女)です。
今までずっと獸木先生の漫画を読んできて、ファンレターを出したくてたまらなかったのですが、なかなか思い切れずにいたところ、先生のホームページを見つけ、いい機会だ!とばかり、こうしてファンメールを送らせて頂きます。

PALMとの出会いは、5,6年前私が高校生だったころ、自動車学校の待合室にあったふるーーーーいウィングスを待ち時間に読み漁ったのがきっかけでした。(赤々丸やフェザータッチオペレーションなどが載っていたころです。)そこに本当に初期の「お豆の半分」などを見つけ、そのかっきりとした太い線の絵柄にまず惹かれました。日本の漫画には、色々系統がありますが、(何々風のタッチなど)そのどれにも属していないように思われたのです。
しばらくウィングスを片手に、これを描いているのは男性だろうか女性だろうか悩んだものです。
その待合室にあったウィングスを全部読んでしまうと、続きが読みたくてたまらなくなりました。が、私は一切雑誌は読まず、単行本だけで楽しむタイプなので(今もそれは変わっていません。)本屋をはしごしながら、「今、一体何巻まで出ているんだろう」とわくわくしながら買い占めていきました。

読んだPALMは予想以上の面白さで、私は瞬く間にとりこになってしまいました。キャラの魅力は皆さんおっしゃておられますが、本当に登場人物全てが魅力的で、生き生きしていて、日常の何気ないしぐさ、ことばづかい、考え方など、いつも「何でこんなにいい味出してるんだろう」と、感動しながら読んでいました。

さらに、獸木先生の考え方(「オールスター・プロジェクト」の、アリスがジェームスに言うセリフ「未来は動かしがたくとも、そこを通過するものの見解ひとつで事態はまったく異なった様相を呈すると。人間はそうして未来を開くと。そして、それはたやすいことだと。」など)は、そのころ私が漠然と心の中で思っていた事を、言葉にしてくれたような感じで、とても胸に響きました。
何度も何度もそのセリフをかみしめ、心の中で呟きながら、ああ、私の考えていたことはこれだったんだ。と思い、なんだか獸木先生に親近感や興味が湧いてきました。

無論、このセリフだけではなく、他のセリフにもこういう事が当てはまったり、あるいはまったく考えていたわけではないけれども、「この考え方はすごい。」と、私の精神世界に多大な影響を与えてくれました。(よく、読む前と読んだ後で同じような精神状態では、その本は読む価値がないといいますが、先生の本はその点ではぴか一に影響を与えるタイプでしょう。)短くまとめるつもりでしたが、いざ書きはじめてみると、長年の思いが堰を切ったようにあふれてきてしまいました。

まだまだお伝えしたいことはありますが、ひとまずはこれで筆を置きたいと思います。オーストラリアで水を得た魚のようにのびのびと暮らす先生を想像しながら、遠い日本でご活躍をお祈りしております。
<SMさん>
   ○SMさん、その他のこのコーナーに投稿してくださったみなさん、ありがとうございました!日本に帰ってきて北半球のインスピレーションが冴え渡ったところで、これから集中して残りの作品を描ききっていきたいと思います。
わたしからの皆さんへのささやかな贈り物として、「PALM」が、「THE WORLD」が、楽しんでいただけるものになりますように、人生に歓びを添えるものとなりますように!

(上記までのコメント/2001年2月更新)


 
どうも初めまして、海神です。PALM、心の支えなのに、長期のお休み、寂しいです。ジェイクやカーターや皆の言葉にどれだけなぐさめられたか。彼らのように支えあえる友達が欲しい。彼らのように生きれたら・・・スリルありすぎてカーター以上の神経症になってたりして(笑)
でも自然保護問題、分かりやすくてすごく良かった。このテーマでここまで書かれたものって、専門書でもみつからなかった。先生、すごすぎます。あそこまで、きちんと消化して、噛み砕いて、受け止めやすい形で出せるなんて。どこの講義より良かったです! 寂しいけど、でも、良い作品のためだから。 再会の日を心からお待ちしてます。短編集でるし。 これからも遊びにきますのでよろしくお願いします。
<海神さん>
   ○スリルでは神経症にならないから大丈夫です!スリルでなるのは何なのでしょう?心臓発作?

 
こんにちわ。初めて書き込みします。ウイングスを見てPALM休載と知りビックリしました。でも、シリーズ100冊超えても、待ってます!!私の大好きな○インサーガのシリーズは200冊になるかもなどと言われていますし。(笑)読む方も性根を据えて読むつもりですから、じっくりと良いものを、作り上げて下さい!新シリーズも楽しみにしています。
<Yさん>

 
PALMこの後20年も続くのですかァ!?私50になっちゃいます。50のおばさんがまんが買ってるなんてなんか・・・な−んかねえ!20年もジェ−ムス見られるのは、むっちゃうれしいんやけど本買う時に「子供に頼まれたので、しかたなくうほほほ・・・」なんて、言い訳こきながらお金を払っている自分の姿が脳裏を鮮明によぎります。
愛でなくの最終巻もまだだけれど、次回の作品が楽しみです。先生もお体たいせつに!
<キットボ−イさん>
   ○50でPALM買うのは50でPALM書くよりはずかしくないから大丈夫です!

 
獸木さん、こんにちは。お便りするのはずいぶん久しぶりです。
出産のために退職して以来、パソコンから遠ざかった生活をしておりました。子供が生まれてからは、「PALM」を置いている大きめの書店へも行けず、気が付けば「愛でなく」9巻、10巻が出ていてびっくりしました。2冊連続で読むのもうれしいものですね。10巻でますますアンジェラを好きになりました。

生まれた子供は男の子で友佑(ゆうすけ)と申します。
友佑の将来がよいものであってほしい、と強く思うとき、「PALM」に出ていた「傷つかない心をおまえにあげよう」という台詞がいつも思い出されます。
それは私の心に浮かぶだけで、「つまり…という意味である」と文章の形に解き明かすことはできないのですが、ああ、あの言葉はこういう意味だったのか、と、今さらながらに感動しているわけです。(作中ではイライザの台詞でしたが。)

確かにジェームスという人は傷ついたり苦しんだりすることの多い少年ではあっても、魂の一番真中の部分は傷ついて損なわれることがありませんでしたね。
ちなみにジェームスがアンディに言った「自然がいつもおまえにやさしいように祈っているよ」という言葉は、なんとなく父の発想のような気がします。

「傷つかない心」を与えるというのは母の発想かなあ。私が息子のことをぎゅっと思うときにはイライザの言葉がぱっと出てくるのです。そして「傷つかない心を…」と反芻したあと、これって母が子に思う究極の願いだよなあとしばし感動にひたってしまいます。
ほかの言葉に託せばこぼれてしまうものがあるけれども、何がこぼれ落ちてしまっても、「傷つかない心」が残っていれば大丈夫、この子は生きていけるだろう、そんな思いで私自身も勇気付けられます。

この台詞よくぞ言葉にしてくださった、ブラボー、と思います。おかげで私は息子の顔を見て心が「ぎゅっ」となるたびに思い当たる言葉をもつことができたのですから。
これからも「PALM」の続きを楽しみにしております。どうかお体ご自愛ください。
<TTさん>
   ○メールありがとうございました。愛情深いお母さんに育てられて、友佑くんはきっとりっぱな大人になってくれることでしょう。うちの息子は母の願い通り、傷つかない心も不要な能天気人生を爆進中。世の中うまくできています。

 
はじめて書き込みをします。「愛でなく」からPALMを読みはじめた新参者ですが、2年程かけて、PALMの既刊本を揃えました。
私の周りでも、PALMを購入している友人が数人おりますが、その中でも凄いのは友人Tの弟。現役でT大に入った優れものなのですが、姉が買っていたPALMに前々から影響を受けており、現在、環境保護活動に携わっているそうです。 人間、どこでどんな影響を受け、人生が変わるか分かりませんね。 これからも、色々と刺激を与えて下さい。 では、失礼します。
<そうずさん>

(上記までのコメント/2000年8月更新)


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