泣いたカラスが
笑いすぎ!?
【01】What's going on!?
 


わたしが一番好きなシーンは「愛でなく3」のイライザの回想シーンです。
「けれども誰かが強く願い、おまえを待ち続けたので・・・」というところですね。もーそらで覚えています。そらなので、間違ってるかも知れませんが。すごく遠くまで、広がっていく感じのシーンですよね。
<MCさん>

 
PALMはずっと私のバイブルのようなものでした。獸木先生の育った家庭環境の複雑さには程遠いとは言え、私もかなり奇妙な環境に産まれ、育ちました。母の援助の元にイギリスへ渡ったのが19歳の春です。余り自慢の出来る最初の20年ではありませんでした。精神的に、非常に不健康でもありました。
でも、そんなどっぷりと暗い沼に顎まで浸かっている時でも、PALMの中に書かれている「何か」によって、現実と闘う勇気・元気がわいてくる、と言うのでしょうか。何度読み返したか知れないジェームス・カーター・アンディの物語ですが、心にツルっと入り込んで微かな光を絶えず放つ、そんなフレーズが幾つもあります。
「いつか窓が開いて…」開きました。
「好きな所へ行って…」来たかったイギリスに来ました。92年より六年経ちました。他の人は皆帰国しましたが、私はまだいます。
「いつまでも続くはずはないと思っていた…」私はカーターのように、いつまでも一人であろうと確信していました。が、違うのです。一人でも二人でも、三人でもなく、思いがけぬ大勢の人に囲まれています。
『あるはずのない海(3巻)』のジェームスが手術を受けている間にモザイクのように広がったシーンの数々を見て、何度感動したか知れません。『フランケンシュタインは僕に言った』のフランケンの最期の祈りも、ささくれ立った私の心にどれだけ影響があったか。言葉に尽くせないものがあります。
勿論大した事はしておりません。単にOLをイギリスでやっているだけのことです、が、私の心を癒してくれた言葉の数々は、いま現地の結う人たちのそれを癒したり、励ましたりする為に使われています。
ちなみに、先生の環境問題に対する姿勢にも脱帽だけでなく、賛成しています。「行動で示せ」と言うフロイドの声が聞こえますが、はい、前向きに、自分で出来るだけの事をすると言う形でですが、この環境御地のイギリスでも細々と続けています。
<KMさん>

 
まだPALMのコミックス全巻を読み終わってないのですが(なんせ住んでるところが名付けて”PALM不毛地帯”と言ってもいい程、PALMが手に入らないところなの。楽しいどころじゃないですね)、うっかり”どうなってるの!?”コーナーに迷い込んでしまい、ジェームスとシドの恋の行末を知ってしまいました。
ううっ!!早く読みたーい!!
わたしはジェームスを愛している身ですので、恋愛中の彼にはひどく関心があります。やっぱり、彼も人だったのね。
環境会議初日の朝シドがジェームスを起こしに行くシーン(コミックス21巻)、シドが眠っているジェームスの姿を見て涙を流すところは、ああ本当にジェームスが好きなんだな、姿を見ただけで涙が出る程好きなんだな、と思いわたしの方まで涙腺が・・・・・・・。
そして目を覚ましたジェームスの言葉。ジョゼが言うところの嫉妬深くてごーつくばりな彼がシドのためを思ってあんなふうに言ったんだろうけど(そーだよね、ジェームスならシドの全てを本当に奪い去りそう)、あれじゃまるで口説き文句だよ。あんなこと言われて諦められる訳ないって。その前の行動で彼の気持ちははっきり現れてるのにね。
<KKさん>

 
今日、このホームページを発見して、喜びに浸っています。読むとこたくさんあって楽しみです。これから、じーっくり読みます。
PALMシリーズは、自分のなかでとくべつなところにある作品です。うまくいえませんが、ラブです。
自分の、稚拙さ、傲慢さ、自分本位さを、なんとかしたくてなんとかしたくてもがいてる毎日です。自分と、人と、それぞれの心と、考えることたくさんあるけれど、気持ちばっかりが急く。PALMを読んでると、文章にできないけどじわじわ感じるものがあるんです。 先生、これからもたのしみにまっています。どうかご自愛ください。
<ミドリさん>

 
高校生の時から読み始めた私は、今年で27歳になります。
実をいうと、PALMシリーズは、愛でなく3までは単行本で読みつづけていたのですが、それ以降、最近まで読んでいませんでした。
4月の中ごろだったでしょうか。久しぶりにウィングスを目にする機会がありまして、PALMのことを思い出したしだいです。私の中で、忘れていた記憶が呼び覚まされると同時に、無性に読みたくなったのです。
実家の母に連絡をして、本棚からPALMをさがし出してもらい、私の家まで送ってもらいました。一日かけて読みかえして、改めて惚れ直しました。そして、近所の本屋へ走り、「PALMシリーズの愛でなく4以降、全部下さい」そう言いました。残念ながら全部は揃ってなかったのですが、ほとんど揃いました。
今、思うことは、カーターさんや、ジェームス、アンディたちは、特別な人間のような気がしてしまうけれど、まったくもって、我々と変わらない人間であるのだということ。
そして、自分自身の中に彼等が存在しているということ。
私自身は、ジェームスではないし、もちろんアンディでもない。
でも、ジェームスの一部は、私に重なっていることがあり、アンディもまた然り。

その中で、いちばん近くに感じられたのは、やはりシドでしょうか。
私は、PALMを読むたび、ジェームスの様になりたいと思いました。彼のように天才に。膨大な知識と、それを使える頭脳が欲しいと。努力しても決して手に入りはしないでしょうが、私は、ジェームスになりたかった。
でも、自分がいちばん身近に感じるのは、シドなんです。自分に自信の持てない彼女のことが、いちばん近くに感じられました。
ですが、彼女は努力の末、望んだ物を手に入れていました。その彼女は今までの彼女ではなく、私自身よりも、一歩も二歩も先に行く人になっていました。
私も、先に進みたいとおもいます。
今の自分が嫌いなわけではないのですが、今よりも進んだ人間になりたいと思いました。どうしたら進めるのかは、自分が一番よく知っています。たぶん。
加えて、環境問題のことも考えてみようと思いました。とりあえず、牛乳パックとペットボトルの再利用と、自然洗剤を使うことにします。仕事柄、紙を大量に使うのですが、無駄なく使うということで許してもらおうと思います。将来、「人間が手を触れると、どうして地面は砂になってしまうのか」と、尋ねられる事の無いように頑張ろうと。
長々と書いてしまいました。勝手な解釈もしました。読んで頂ければ幸いに思います。お体に気をつけて、私にPALMを最後まで読ませて下さい。
先日、私の好きなミュージシャンが自殺をしました。彼の新しい曲は、もう産まれることは無いのです。とてもショックでした。彼のミュージシャン人生を見ていきたかったのですが、叶わなくなりました。そういうこともあって、PALMを最後まで読みたいと、とても強く思います。また、自分の人生も、途中で終わらせたくはないと。
何だか、暗くなってしまいました。すみません。
また、お便りしたいと思います。お邪魔でしょうが読んでやって下さい。
<Nさん>
   ○決して邪魔ではありません。またお便りしてね。

<上記までのコメントは1998年7月に更新されたものです>


 

それぞれのお話に好きなくだりがありますが、一番鮮烈だったのが、オールスター・プロジェクトのラストのほうでサロニーとジェームスが精神世界で最後の対決をしているところでした。
あのシーンに不覚にも本屋で涙が出かかりました。サロニーの肩に手をおいているジェームスにすごく感動したものです。
<AKさん>

 
フリスが盲目のソアの苦しみに直面する回の感想
今回、とおとおフリス君まで「愛する」ことを考えていて、何だか「かんばれ!」と言いたくなりました。みんなそれぞれに「愛する」形があって、素晴らしいなあ。しみじみ。アンディもがんばてって・・・出番が・・・。
しかしタイトルは「愛でなく」「愛」じゃない?「愛」を越えるもの?考えると頭がクラクラするのでやめますが、この先がとても楽しみ。です。シド&ジェームス、アンディ&オクヨルン、カーター&ジャネット、フロイド&ジョゼ、フリス&ソア・・・うーん、あつい!あついぞ「愛でなく」。
これからもマイペースでがんばってください。(でも早く読みたい)
<HTさん>

 
「愛でなく」、主賓抜きのシャカ王歓迎パーティの席上で、シドに迫った変なお兄さんをジェームスが追っ払って、ついでにシドに「メガネも取れ」とか言ったたときの感想

今回はまたちょっと恋愛モード進んでましたね。わたしあーいうシーンが見たかったんです。シドに誰かが言い寄って、それをジェームスが見かねて止めに入る(というか少しヤキモチを焼くような)シーンが(わたしの予想ではその相手の男はフロイドだったんですけど)。
お〜ま〜け〜に〜「目を出せ」なんて(はあと)シドはかたつむりか。(あ、あれはツノ出せか?)
<MNさん>

 
ジェームスもアンディも死ぬ、とわかるあの「オールスター・プロジェクト」のラストを読んで、「なんか読む気をなくした。死ぬとわかってて読みたくない。」という人に会いました。・・・つまらないと思います。
死ぬとわかっているから生きたくない、という人はいないでしょう。
私たちだって明日死ぬかも知れないし、生きてる間が大事なんだから、何でもいつか終わるし、物語の人物だけが、「いつまでも幸せに暮らしました」・・・なわけはないし・・・と思ったけど何も言えませんでした。とにかく一言、「貸すから読んだら?面白いからさ、今・・・」と言っておきましたが・・・。
絶対最後まで読みたくなると普通思うと思うんですが。わたしも「ガーン2人とも意外に早死に〜・・・いや長生きするとも思わなかったけど・・・死んじゃうのか・・・ふーんそうかふーん・・・」と思って少しさびしかったのです。
でも確かにわたしは不幸と悲劇は大嫌いですが、死ぬから不幸ということはないでしょう! 誰でも死ぬんだから。と思い直して明るく読むことにしました。わたしは今すぐ死んだらちょっと不幸です。ジェームスやアンディが人生を行き切って死んでくれることを望みつつ、見守ります。読み続けます最後まで(演歌風)。
<ファンレターのつぶやき詩人さん>

 
同じ会社の先輩は、わたしにハメられてPALM全巻買ってしまったんですが、この人がお昼にウイングスを読みながらコーンサラダ食べていまして、「愛でなく」のカーターとフロイドがジョゼのことを話すシーンの「ジョゼは君を想ってる。」「それはJ・Bが俺に惚れてるからだろ。」「違うさ。ジェームスにシンクロしてるだけなら、君じゃなくわたしに惚れるさ。」「どういう意味だよ、そりゃあ?」「えっ?・・・あっ?」のギャグに大ウケして、ムセまくって、そのままくしゃみをしやがって(←ああ、先輩なのになんて言いようだ)、鼻の穴からコーンを飛ばしてわたしのお弁当に入れるという荒技をやってのけました。おかげでわたしまで大笑いして耳からゴハンが・・・(出るかい!)。
だからせっかくの名場面なのに、このやりとりを見ると、会社の出来事を思い出して別な笑いがおきてしまうという・・・。
先生、ウソだろう?とか思ってるでしょ?これが本当だから現実はあなどれん。しかも原因は獸木先生❸(あー!こんなことを書きたかったワケじゃないのにっっ)
<ギャグ調ファンレターの第一人者/NMさん>
   ○こういうファンレターをいただいてオオウケしてる時ほど、漫画家になってよかったと思える時はありません。

 
以前PALMを立ち読みしていたとき、まわりの人間すべてが視界から消え、暗がりの中で、足元から冷風が吹き上がるのを感じました。
もう何年も前、ジェームス君がコンピュータのアリスと対話する場面(オールスター・プロジェクト)です。
それが、いかに静かな場面であろうとも、PALMは、いつも、わたしの急所にダメージ1.5倍のカウンターを与え続けてきました。
危険きわまりない、しかしながら、例えようもなく優しいPALMの深みにはまり、幾度となく読み返し、そのたびに、その時の年齢や立場、精神状態によって、以前には見えなかったものが見えてくる。隠されていた真実が、おぼろげながら形をなしてくる。難解な比喩が何をさすのか、目からウロコが落ちるように、しっかりと把握できる。そういう、二度、三度と繰り返される意外な出会いが、手垢でヨレヨレになるまで読み返してしまう、PALMの魅力であると言えましょう。
ずぶといわたしの心臓をびびらせてくれる、今後の展開に期待しております。
<名文ファンレターの最高峰/MMNKさん>


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