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Bayswater駅のすぐ近くのMoscow Roadに入ると、駅前のゴチャゴチャした雰囲気とは一変。
アパートメントが立ち並ぶストリートを2分程歩いて行くと、右手にレンガ作りの目立つビルに出くわす。
それがBurnham Court。
1962年初めにブライアンがチェルトナムを脱出してロンドンに出て来たときに、
Alexis Kornerに家に来るように誘われて居候した場所だ。（Alexis Korner：イギリス初のブルース・バンド「Blues Incorporated」を結成したブルース・シーンの大御所）
ブライアンは夜な夜なAlexisとブルースを語り合ったり、Blues Incorporatedが出演していたEaling Jazz Clubに出向いて刺激を受けながらブルースの世界にはまっていったのだ。
そして1962年3月24日、Ealing Jazz Clubでブライアンは初めてBlues Incorporatedにギターで参加。（Blues Incorporatedでドラムを叩いていたチャーリーとの初セッションでもあった）。
ここにはブライアンにつれられてミックやキースも訪れている。
そして夜が明けるまで、ブルースの話をしていた場所だ。
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